わが家の懸念材料のトップは次男2歳の夜泣きです。
次男は夜中の3時くらいになると突然
「わーん!イヤー!イヤー!」と大声で泣き始めます。
何がそんなに嫌なのか…
何かストレスが溜まっているのか…
次男はいつも悪い夢を見ているらしく
決まって「イヤ!」と叫びます。
次男のもとにバクは現れてくれないのだろうか。
ほぼ毎晩のように続く次男の夜泣きに妻もかなりストレス溜めていました。
そしてある時から妻はそんな寝ぼけている次男に文句を言い始めます。
「うるさい!」
「やめてって言っているでしょう!」
「あーしつこい!イライラするなー!」
と今度は妻が叫ぶようになりました。
妻の文句が次男の夜泣きに拍車をかけてしまっている
と感じてはいたのですが…
夫として私は妻に声をかけることができませんでした。
妻に注意をすることでよりストレスを与えてしまうのではないか…
イライラしている妻に上手く伝える術がない…
何より私自身もそんな妻が怖かった…
すべての面で未熟な夫です。
わが家の夜中3時は
夜泣きで叫ぶ次男、その次男に対する文句で叫ぶ妻、
さらにそれを寝たふりして見守る私、そして何も知らず眠る長男
という横並びがしばらく続きました。
次男の夜泣きのせいで妻は寝不足の日々となっていました。
一時は普段の生活でも妻はイライラを隠せなくなっていて、
私は「このままでは子どもたちに悪い影響を与えてしまうのではないか…」
と怖くなっていました。
私はいろいろと考えた末、ある日、妻に提案しました。
「次男くんの夜泣きはしばらく止まらない。だからたまには家以外の場所に泊まってきたら?
月に一回くらい一人でホテルに泊まりに行くとか、どう?ホカンスとかって流行ってるらしいよ!」
私としては本当にそれで丸く収まるのではないか思っていたのですが、
妻は無表情で「そうだね…」とつぶやくだけでした。
やっぱりうまく伝えることができなかったのかな…
この「丸く収める」という考え方自体がたぶん良くなかったのではないか
と今では考えています。
そんなことがあった後のある日曜日。
私と長男と次男の3人で公園に遊びに行くことになりました。
自転車の前と後ろに子ども2人を乗せ、
ボールなどの遊び道具を入れた袋と子どもたちの着替えの入ったカバンを肩にかけ、
電動自転車をスイッチオン!
現代で子育てしている中で「電動自転車」からは現代科学の恩恵を感じています。
今までの偉い科学者の人たち、
自転車を電動にする未来を作ってくれてありがとう!
公園に着くと子どもたちとの遊びがスタート。
最初は三人で遊んでいたのですが、次第にバラバラに。
次男は一人でボールを追いかけ、向こうの方で遊んでいます。
私と長男が二人きりになると、長男が私に向かって一言
「パパ、あのさ、最近ママのこと、怒った?」
長男6歳が私のことをにらんでいます。
先日の「家以外に泊まりに行けば」発言のことを指しているのだろうということはすぐに察しました。
ママのこと怒った…
そうか、やっぱり妻には悪い伝わり方をしてしまったか…
きっと妻は悔しくて長男に愚痴ったんだろうな…
そんな内省している私に長男は更に一言。
「ママのこと泣かしたら、俺がパパのことぶっ飛ばすから」
なんとまぁ、男らしい子に育ったものだ!
とわが子ながら感心してしまいました。
その反面で私の心はざわつきました。
「息子にぶっ飛ばされそうになっている私ってなんだ…」
少なくとも妻のことを考えての発言だったんだけどなぁ…。
夫ってこういう妻に反感を買うような「思いやり」をたまにやってしまうものなんじゃないですかね。
ここまで文字に起こしてみて、さらに反省なのですが、
「外に泊まりに行けば」発言にはやっぱり妻への思いやりが本当のところで足りなかったなぁと思ってます。
そんな外面的なことではなく、
「いつも面倒かけてごめんね。ありがとう。」
ということを言うべきだったのではないか…
それすれらも正解ではないのかもしれませんが。
その後は私も長男も何事もなかったかのように一緒に遊びました。
次男の夜泣き問題についてはまた違ったアプローチで自分なりに解決策を模索したのが以下のブログです。
お暇な方、読んでいただけたら幸いです~。
子育て日記「次男の夜泣き対策」パパが右往左往して考えた