【3歳~小学校6年生までの子育て】悩んだときはこれ1冊で解決!(3)

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『子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』(加藤紀子著/ダイヤモンド社)を通じて、子どもの「学力」「体力」の育て方をご紹介いたします。

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SECTION5 学力をつけるには? 「子どものタイプを知る」

親はよく「なぜ、うちの子は……」と、子どもができないことに目が向きがちですが、一方で、子どもがもっている「いいところ」には気づけていないことが多々あります。子どもの才能を存分に発揮させてあげられるように、わが子のタイプを知る手がかりとなるのが「多重知能理論」です。1983年にハーバード大学の心理学者ハワード・ガードナー博士が提唱したもので、人間のもつ知能には8種類あり、学校でのいわゆる「お勉強」として評価される知能は、このうちの2種類だけだそうです。この8種類の中から、子どもの特性に合わせて得意分野を見つけ、得意な方法で学習させれば、その子のもつ能力は大きく引き上げられるとガードナー博士はいっています。

それでは紹介されている8つの知能についてご紹介いたします。

①言語的知能:文章を書くことが得意。言葉に興味がある。読書好き。算数や理科より、国語や社会が得意。

②論理・数学的知能:科学的なことに対する理解が早い。数量に興味があり、分析するのが得意。国語や社会より算数や理科が得意。

③空間的知能:パズルや図形問題が得意。言葉で説明されるより、絵や図で説明されたほうが理解しやすい。

④音楽的知能:歌や楽器演奏が上手で、音を聞き分けられたり、メロディをすぐに覚えられたりする。

⑤身体運動的知能:スポーツが得意。実際に手を動かしたほうが理解しやすく、うまくできる。

⑥対人的知能:ひとりでやるよりほかの人と一緒にやるほうが作業がはかどる。人に頼ったり頼られたりすることが多い。

⑦内省的知能:ひとりでじっくり考え、作業するほうがはかどり、困ったときも自分だけで解決できる。

⑧博物的知能:特定の物事に詳しい。図鑑に夢中になる。同じように見えても違うものについて細かい違いによく気づく。

(『子育てベスト100』より抜粋)

学校での勉強に向いているタイプは①と②の知能を持った子だそうです。親になるとどうしても学校の成績という基準で子どものことを測りがちですが、人間必ず何か一つ才能があると言われています。上記8つの知能を心得ておくだけで、わが子に対する見方も変わるかもしれません。自分の強みを活かせる環境を探すことが現代では重要だと言われています。親の視点が増えると子どもの長所もより鮮明に見えてくるかもしれませんね。

SECTION6 体力をつけるには? 「免疫力をつける」

現代では、除菌・殺菌が行き届き、かつてより衛生環境がよくなりました。親の衛生意識も昔とは段違いに上がり、子どもたちは清潔な環境で安心な暮らしを送れるようになりました。ですが、その反面、子どもたちが雑菌に触れる機会が減っていることが「免疫力」を弱める原因のひとつにもなっています。パソコンやネット環境が進化した結果、運動不足や睡眠不足、ストレスを抱えた子どもも増えており、そうした問題も免疫力を低下させています。免疫力を高めると、風邪などの感染症にかかりにくくなるだけでなく、血行がよくなって脳や体の動きが活発になります。

この本では「SECTION6体力をつけるには?」という章があります。栄養や運動にまで言及されていることに驚かされます。私の知人は「人生に必要な〇力とは何か?」という質問に「体力」と答えていました。世の中に出ているインフルエンサーは体力的にも優れている方が多く、この意見には私も納得しているところです。免疫力をつけるポイントを以下にご紹介いたします。

タンパク質をとって筋肉をつける/いろいろなおかずを食べる/外で遊ぶ/十分な睡眠をとる

この中では「いろいろなおかずを食べる」という項目をさらに詳しくご紹介いたします。

腸内には、体内の免疫細胞の60%~70%が存在しています。発酵食品と食物繊維、オリゴ糖は免疫機能を高めてくれます。発酵食品とは、納豆や味噌、チーズ、ヨーグルトなどです。さらに腸内環境を整えるだけでなく、免疫細胞を活性化させる必要もあります。免疫細胞を活性化させるには、タンパク質が必要です。ビタミン類も免疫細胞を保護するために必要です。このように、免疫力には多くの栄養素が関わっていますが、毎食複雑な栄養計算をしなくても、「主食:主菜:副菜=3:1:2」の割合でいろいろな種類のおかずを食べたり、「旬の食材」を意識したりすることで、自然にバランスがとれます。(『子育てベスト100』より抜粋)

オリゴ糖はわが家でも愛用しています。うちの子は3歳なのですが、好き嫌いが多く、なかなか思うように食べてくれません。そういった中でオリゴ糖はヨーグルトや牛乳に混ぜるだけで使えますし、甘みがあってわが子の食生活に重宝しています。オリゴ糖は大さじ1杯あたり31㎉で砂糖の約1/2のカロリーも控えめです。

まとめ

今回は加藤紀子さんの著書『子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』をご紹介させていただきました。その名の通り100個の子育てのキーワードが紹介されています。つまり今回ご紹介した6項目ではまだ著書の1/10も紹介できていないということです。ご紹介した内容以外にも「子どものスマホとの付き合い方」「子どもを本好きにする方法」「子どもに自制心を持たせる方法」「子どもに算数力をつける」など様々な項目が紹介されているます。

最後に著者加藤氏はこのように述べています。

「この本を通じて、子育てがもっと楽しく面白く、ハッピーな時間になりますように。」

子育てには苦労がつきものですが、お母さんが笑顔でいられるようにこの本の内容を活かしていただけると幸いです。どんな学説よりもお母さんの笑顔が一番子どもの成長を促すものだと私は信じております。

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