先日、次男の保育園で運動会がありました。
わが家の次男はいわゆる内弁慶で、家ではお調子者でも
去年までの運動会ではずっと泣いてばかりでした
その次男に保育園の先生から驚きの提案が…
妻「保育園の先生から次男くんに障害物競走のデモンストレーションをやってほしいって頼まれてるんだよね」
次男が運動会に参加するのは今回が3回目
過去2回の運動会ではダンスの前に大泣きだったのに、なぜ!?
次男はいまだに毎回のお風呂で「シャンプーやだー!」と駄々をこねていて
そんな姿ばかり見ているものですから
「本当にみんなの前でお手本なんて見せられるのかな?」と不安になりました
しかし、保育園の先生は保育園での様子を見て次男に声をかけてくれているわけですから、家では見せない成長に期待しよう!
それにしても、不安過ぎる…
との思いから、妻から共有されていた運動会のダンス動画を
前日の夜に3回、当日の朝に1回次男に見せる私(パパ)
次男が動画を見ながら身振り手振りをするたびに「上手だね~」「すごいね~」と声をかけ、
なんとか本番までのメンタルが整うように努めました。
この日は奥さんが気を利かせて私の両親(じぃじとばぁば)も誘ってくれ、
家族3世代で次男の運動会に参加しました
当日朝8:50に出発、運動会は近くの小学校の体育館で行われます。
そこまで徒歩15分ほどの距離
じぃじとばぁばと合流し、出発!
じぃじとばぁばがいるからか、次男はハイテンション!
会場の小学校に向かうまでに常にチョロチョロと走り回り、
時には「たぁあ!たぁあ!」道端の電柱や草むらと戦いながら会場に向かいました。
「今日は調子が良さそうだぞ!」と安堵していたのですが、
会場に着くと
次男「つかれた…」
えー!動きすぎたの!?
会場に着いてから、また不安になる私…
それぞれの家族が門の前の「運動会」の立て看板と記念撮影をして、体育館に入っていきます。
準備を整え、最初のプログラムは
いきなり次男がデモンストレーションをする障害物競走からスタート
まだ2歳児クラスなので子どもと保護者が一緒になって参加します
わが家の次男と一緒に走るのはママの役目
ママと次男が入場口へ移動すると、そこからママだけが観覧席に戻ってきました
7歳の長男に「ケータイ渡しておくから動画を撮っておいてね」とスマホを渡しに来たようです
ほんの些細な時間でしたが、
向こう側にいる次男を見ると明らかに口元が「ママーママー」と言っていて、お目めはウルウルに
「まずい!これでは去年までの繰り返しになる!」とまた焦りだす私。
それを察してママもすぐに次男の下に戻り、
気持ちが収まるようしばらく次男を抱っこしていました
さあ、いよいよ2歳児クラスの子どもたちの入場です。
次男はどんな顔をしているだろうかと遠目から見てみると、笑顔に戻ることができていました。
よし!気持ちを持ち直すことができているようだぞ!
Eテレの「みいつけた!」の音楽で入場する2歳児クラスさんと保護者たち。
障害物競走のスタート地点に着くと、保育園の先生から競技の説明があり、
「それでは最初に○○君(わが家の次男)にお手本を見せてもらいましょう!」とのアナウンス。
いよいよ次男の出番です。
名前を呼ばれ前へ出る次男には70人ほどの保護者と子どもたちの視線が注がれます。
その中で固唾を飲みハラハラドキドキ見守っているのは、おそらく私だけでしょう。
次男はママに付き添われる形で小走りになり、
最初のボールを取り、それを所定のかごに入れて、
先生の持つフラフープをハイハイでくぐります。
最後はコーンを回って、笑顔でゴール!
マイクを持った先生が「拍手~!」と促すと、会場から次男へ拍手が送られました。
2歳児用に作られたなんてことのない障害物ですが
「泣かずにできた!」ということだけで私には感動です!
運動会でお手本を見せる次男
その後、障害物競走自体がスタート
2歳児クラスの子どもたちが、それぞれのママもしくはパパと
障害物競争(競争はしてはいないが)にチャレンジしていきます
次男ももちろん本番の障害物競走に参加
この会場で唯一の2回目のチャレンジです
次男はテンションが上がっていたようで、
障害物のハイハイフラフープを「ザザー」とヘッドスライディングでくぐり抜けていました!
これには私だけではなく、会場からも「おぉ~!」というどよめきが起こりました
すごいけど、それはやりすぎじゃない!!
障害物競走が終わり、次はダンスの時間
次男はもう泣くようなそぶりもなく、ここからは私も安心した気持ちで見学できそうです
なんといってもダンスの動画を何度も見せていますからね!
音楽が流れ、次男とママの二人でダンス
子どもたちはぴょんぴょん跳ねているだけという感じでしたが…
保護者たちは子どもを抱っこしたり、おんぶしたりとけっこう忙しいそう
ここでも私は役割は写真係です
次男の写真を撮りたいのですが、
他の子どもや保護者たちが次男との対角線上で重なってしまいなかなか良い写真がとれず苦戦
するとママが指をさし、次男にその方向を見るように話をしています
「なんだろう?」と思い、その方向を見てみると、
ママのスマホを持った長男が、次男の勇姿を真剣な表情で撮影していました!
そこから録画していいのか!?
という場所にいて、それはそれで焦りました!
固唾を飲んでハラハラドキドキ次男を心配している人が私以外にももう一人いたようです
運動会を見ていると
競技が始まる前から泣き出してしまう子、
周りの子がダンスをしていても動けない子などが数人いました
未就学児の運動会だったら、そういった子は当然いるものですよね
というか、わが家の次男がそうだったわけです
次男はこれまで2回の運動会を泣いて過ごし
長男にいたっては、泣かずにお遊戯会を過ごせたのは4歳児クラスになってからです
私自身が幼い頃も、初めての経験ではだいたい泣いて過ごしていた、ような気がします…
そういう家系なんでしょうね
親目線からすると、運動会で泣いてしまうわが子の姿に焦ってしまったり、不安になったり…
切ない思いにかられることが、少なからずあるのではないでしょうか。
そういった保護者に伝えたいこと。
・次の年も運動会でわが子が泣いているとは限らない!
・そういった積み重ねは家族の大事な思い出になる!
・苦労がある分だけ、わが子の次の運動会がより楽しくなる!
そんな風に私は思うんですね。
「そんなこともあったよね」といつか子どもたちと話せる日が来るのでしょうね
じぃじとばぁばに孫の成長した姿を見せることができたことも親孝行になったかなと感じています
私の両親へ声をかけてくれた妻に感謝です
運動会が終わり、家族でお茶でもしようかということになり、いろいろと探した結果、スタバへ
3歳と7歳にスタバは早すぎるんじゃない?という思いもありましたが、
子どもたちはスタバのマンゴーパッションティーフラペチーノとクッキー&クリームドーナツを食べれてご満悦だったようです
私はどちらも今まで一度も食べたことがありません!
ドーナツを一口もらいましたが、スタバのドーナツてめちゃくちゃ柔らかもっちりで美味しいんですね
この日のお風呂にて
次男に運動会の感想を聞いてみると
「ダンスが上手にできなかった…」
そこはストイックだったんだ!!
「いやいや、ダンス良かったと思うよ」と次男に伝えました。
この日、次男はシャンプーの時にイヤイヤ言うことなく、頭を洗い終わることができました!
体験は人を成長させる、のかもしれないです
運動会で笑顔を見せる次男